アート&カルチャーセンター
マルベージャには市が運営するカルチャーセンター(市役所のホームページへリンク)が幾つかある。
「Arte y Cultura – アルテ・イ・クルトゥーラ」(Facebook ページへのリンク)とスペイン語で言うが、地元の人たちでも興味がある人達には良く知られている場所だが、観光スポットでもないので、どちらかと言えばマイナーな場所だ。
このカルチャーセンターで受けられるコース:
絵画 彫刻 写真 宝石加工 洋裁 刺繍 陶芸 体操 製本・装丁 英語 パソコン教室 外国人向けスペイン語講座 バイレ(フラメンコ) フラメンコギター エレキギター エレキベース ドラム&パーカッション 動画映像編集 DTM音楽制作 25歳以上向け大学受験資格検定準備コースなどがある。受講場所によって開催されているコースや講座は異なる。


上記のようにいろいろなコースがあるが、これらのコースは 14歳以上(コースによっては18歳以上)であれば誰でも受講出来、また複数のコースを登録することも出来る。勿論僕らのような外国人でも受講申し込み可能だ。
受講料はコースによって多少バラつきがあるが、どのコースも経済的に設定されている。例えば僕が受講しているフラメンコギターの教室は、週1回のクラスで、今年 2021/2022 年度の受講料は年間で160ユーロ(前期と後期2回に分けて払い込むと90ユーロ x 2 と割高になる)だ。(160ユーロは今日本円で2万円ほど)
受講の申し込み受付開始日等の詳細は、毎年9月の初めに市役所のページで発表される。
受講料が経済的というのも勿論あるが、コースの先生方の中にはかなり著名な方とかもおられるので、登録受付がスタートする毎年9月の第一週目は、受講の登録枠を巡り争奪戦が繰り広げられる。
因みに僕も、フラメンコギター教室の申し込みの登録枠を逃さない為には、登録日には朝6時前には起きて、最低でも7時頃迄にはカルチャーセンターの門の前の列に並ぶ必要がある。9時開門で登録申請の為の整理券の配布が開始される。この整理券をゲットするために、毎年この日は早起きをするのが恒例となっている。この整理券配布の日、受講コースによっては、朝5時くらいから、マイクッションやマイチェア持参で、夜明け前の暗がりのカルチャーセンターの周りで列を作る年配者さんたちも大勢いる。人気のあるコースによっては、定員オーバーで登録出来ずに、空席待ちの方々のウェイティングリストが30人以上にもなるコースもあるそうだ。

続きはまた。
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